SHIFT DEVICEシフトデバイス
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シフトデバイス（開発製品）
シフトデバイスはプロペラシャフトと並び、浜名部品工業が設計から受注し、アッセンブリ製品として生産している製品です。直接、お客様の手で操作される製品のため、機能を満足させることはもとより、操作感覚などフィーリングも重要な要素となります。当社では、独自のノウハウによる各種耐久試験、官能試験を繰り返すとともに、樹脂成形工程を自社内に構築し、お客様に満足していただけるよう付加価値の高い製品を提供できるよう心掛けています。
製造フロー
- 設計開発
-
樹脂成形
部品調達
- 組立
- 出荷
技術
設計開発
確実な操作を支えるだけでなく、運転の喜びを演出するシフトレバー。車種ごとに異なる仕様や設置位置に合わせて、最適な設計が必要です。浜名部品工業は、機械的な特性に加え、人間が手を触れる「道具」としての側面に注目。これまでの開発経験を基に運転者が操作しやすいシフトレバーの形状を求める計算式や、確実で気持ちの良いレバーの操作感・節度感を数値化したモデルを作成。後述の解析技術と組み合わせ、最適な設計を効率良く導き出しています。
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解析技術
3D-CADをはじめとするデジタル技術と当社のノウハウを組み合わせ、強度解析や構造解析を実施。試作にかかる時間と手間を大幅に削減しつつ、新たな視点や発想を取り入れた開発に挑戦しています。近年では、金型内での溶融樹脂の流れをシミュレーションする流動解析により、ピアノブラック相当の光沢を持つ意匠部品の量産を実現しました。当社はこれからも解析技術の進化・深化を継続し、お客様の期待を上回るより軽量で高性能な製品を追求していきます。
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安全性と官能性の追求
浜名部品工業のシフトデバイスは、設計品質・製品品質を自社内で担保しています。特に設計面では、−30℃から80℃の環境下における恒温耐久試験や、10万回に及ぶレバー部の耐久試験、実際の使用環境を再現する振動試験を行い、長期にわたる設計品質保証を実現。さらに、人の手が感じる「手応え」を数値化した独自の官能試験により、シフトレバーを操作したときの安心感や心地良さを追求。安全で快適なドライビングを支える、節度感あるシフトフィールをお届けしています。